SCRUM BOOT CAMP THE BOOK 増補改訂版は入門書を兼ねたスクラムの基礎の本

実は、改定前の方は読んでいなかったので、ちょうどよい機会だと思って一通り目を通した。

本書は、漫画パートと文章パートを交互に繋ぎながら、はじめてスクラムマスターを経験する主人公(?)の悩みや課題、それらの解決方法や考え方を学んでいくことができる。漫画パートがおさえているポイントと文章パートの見出しが秀逸なので、これだけをざっと流し読みしてもよいと思う。

これからスクラムを始めようという人はもちろん、既にスクラムや何らかのアジャイルな開発プロセスを実践している人の頭の整理にもちょうどよいボリュームで、改めて自分たちがやっていることの意味や目的を再確認することにも役立つと感じた。

自分にとっては

  • リリーススプリントの必要性と、リリース作業としてそこに回すということは問題を先送りすることにもつながるという話
  • 開発チームのプロダクトバックログと同様に、スクラムマスターが対処する障害リストも可視化すること

の2つがあまり意識していなかったことだったのでとても勉強になった。

さて、この日記のタイトルにも書いた通り、本書は、入門書の皮を被った「スクラムの基礎」つまりスクラムというフレームワークの土台となる知識や考え方を紹介する本なんだと思う。もう既にスクラムを導入して組織にうまく適合させている人にとっても、明日からプロジェクトを少しでも良くするためのネタが手に入る素晴らしい本ではないだろうか。

最近、会社でも近くのチームでスクラムを導入してみたいという話があったので、そのチームのメンバーにおすすめしようと思う。

scrapboxの読書メモはこちら

P.S. 謝辞も更新されていてほっこりしました。

楽天でんきに切り替えて電気料金は下がったのか

こんばんは。電力自由化してますか?

去年の末に切り替えるだけでn%安くなるよという話を聞いたので、さっそく年初に申し込みをして3月2日から楽天でんきとの契約になっていた。 初月の電気料金が確定したという連絡があったのでみてみると、たまたま切り替え前後でほぼ同じ電力消費量だったのでちょうどよい機会と思い公開しておく。

  • 東京電力(2020-02)
    • 674kWh 19,102円
  • 楽天でんき(2020-03)
    • 678kWh 18,549円

(どちらも40A契約)

比べると3~5%くらい安くなっているだろうか。こんなもんかという額ではあるけど、楽天ポイントや楽天でんきを使っていることによる優遇とかを考えると、そこそこの差にはなってくるかな。

意識を高めて、クリーンエネルギーのところにお金を落とすというのが良いのだろうけど、まずは先立つものということで。

あと、これは会社概要などをみて気づいたんだけど、楽天でんきをやっているのは、会社としては楽天モバイルなんだね。結構以外だったので、見間違いかと思ってしまって利用規約など社名の出てるところを見て回ってしまった。楽天モバイルは応援したいのでちょうどよかったかもしれない。

はじめての自作キーボードとしてChoco60を作った

はじめての自作キーボードとして recompile keysさんのChoco60を作ってみた。

なぜChoco60にしたのか

私のキーボード遍歴を紹介すると、学生時代から仕事を初めてしばらくはJIS配列のMajestouchを使っていた。JIS配列だったのは、スペースの隣りに「変換・無変換」といったリマップしやすいキーがあったからだったと思う。その後、Kinesis Advantage 2を使っていた同僚の影響で、かれこれ10年くらいはKinesisを使っていることになる。

Kinesisに特に不満はないのだけど、会社の同僚で自作キーボードが盛り上がっていることもあり、自分も一度経験してみたくなったというのと、普段と違う配列やスイッチのキーボードがあってもいいかなと思ったので今回チャレンジすることにした。

自作キーボードキットは国内で買えるものでもかなりの数があるが、recompile keysは個人的にも応援したいし、HHKB配列は今まで一度も使ったことがなかったのでChoco60を作ってみることに決めた。また、一般的な配列であれば自分以外の家族が使うこともできるだろうという思いもあった。

買ったもの

買ったもの一覧

キットは、遊舎工房でChoco60キットを買った。

キースイッチについては、新型コロナ前に遊舎工房でスイッチを触った結果、リニアの静音が良いなと思ったのでGateron Silent RedをMKzealots Storeで買った。65個入を買ったら66個入っていてラッキー(?)だった。

キーキャップはKBDfansでPBT XDA 143keys Keycap setというのを買った。recompile keysにサイトにはChoco60のキーキャップを選ぶ際のポイントが挙げられているので、これを見ながら色々なサイトを見て回った。ただ、1万円未満ですべての条件を満たすものは見つけられなかったので、比較的キー数が多くて好みのデザインのものとしてこれにした。

また、XDAプロファイルのスペースキーがKPREPUBLICでバラ売りされているのを見つけたのでこれも買っておいた。

その他、電子工作用品やルブのための道具は、練習としてmeishiキットを作ったときに揃えておいたので今回のために買ったものはなかった。スイッチオープナーはDMM.makeで公開されているものを購入して使っている。

ビルド!

まず、キットを組み立てる前にすることはルブとモゲマイクロ対策。ルブのやりかたはキースイッチ ベストプラクティス – recompile keysの通りにやれば良いと思う。また、meishiキットにはなかったスタビライザーというパーツがあることに気づき、スタビライザーのルブの話 - 自作キーボード温泉街の歩き方を参考にルブをした。何度か外して組み直すを繰り返しながらパーツがぶつかる部分を把握して、少し多めにルブをした。この記事ではかなりベタベタにしているのだけど、これよりはかなり控えめに仕上げた。

作る過程は 分割HHKB配列が実現できる自作キーボードキットChoco60を買った - ぽよメモが丁寧にまとめてくれているので、ほぼこの通りに仕上げた。

なお、スタビライザーの下に絆創膏のテープ部分を貼ることで音対策になるというのを見かけたのでそれもやってみた。

スタビライザーの下にテーブを貼る

制作時間は計5時間くらい。前半は向きや方向があっているかを確認しながらだったので結構時間がかかってたと思う。

  • ルブが2時間ちょっと(名探偵ピカチュウを通しでみおわるくらい)
  • ダイオードのはんだ付けなどスイッチ以外をつける前まで2時間くらい
  • スイッチのはんだ付けから動作確認までが1時間ちょっと

完成!

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choco60 完成

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まず、普段の仕事道具であるキーボードを作るという体験はとても良い。ファームウェアを書き込んで、恐る恐るPCにつなぎ、全てのキーが反応することを確認できたときの達成感はすごかった。作る過程で、少しではあるけどキーボードのしくみを知ることができるし、形や配列、キースイッチやキーキャップを選ぶということは、それらの違いを知ることにつながる。知らなかったことを知る機会と考えても作って良かったと思う。

ただ、この記事は完成したChoco60で書いているが、まだ慣れずにタイピングにかなり時間がかかってしまっている。ラップトップのキーボードとKinesisを切り替えても頭は混乱しないが、肩を開いてキーボードに手を置くと自然とKinesisの指使いになってしまうようだ。キーマップを考えるのも自作キーボードの醍醐味だと思うので、この形と自分にあったキーマップを考えていきたい。

最後に、素晴らしいキーボードを設計してくれたrecompile keysさん、それを販売している遊舎工房さんありがとうございました。

KinesisのWindowsモードにおけるWindowsキーは右Winのキーコードが割り当てられている

だから何?という話なんだけど、どうもこの違いによってWindowsのスナップ機能またはPowerToysに入っているFancyZonesの挙動がおかしくなる気がしている。

キーイベントについては、 https://w3c.github.io/uievents/tools/key-event-viewer.html を使って確認したのだけど、こんな感じでになっていた。92となっているところがKinesisのWinキーを押したときのキーコードで、91[Meta]となっているのが、ラップトップのWinキーを押したときのキーコード。

FancyZonesの詳細については、また別途書くつもりだが、とにかくこの機能が右Winキーのキーコードだとうまく動かない。

というわけで、どうにかKinesisから左Winのキーコードを入れれないかとマニュアルを見ていたら、Macモードにすると左右にCommandキーが割り当てられることに気付く。これなら左Winキーを入力できるのではないかと思いやってみたらビンゴ。自分は、親指のエリア両方にWinキーをリマップしているのだけど、両方とも左Winキーにすることで問題解決。よかったよかった。

Google Nest WifiをやめてASUS RT-AX3000 にした

Nest Wifiをmy new gear...したのが5/2で、10日後の5/12にRT-AX3000をmy new gear...した。間取りの都合上、Nest Wifi1台では家全体をカバーすることができなかったというのが一番大きな理由なんだけど、元々解決したかった問題なども記録しておく。

ネット環境

我が家の環境としては、J:COMのネットパックの1Gコースを契約している。ネットパックというプランだけど、ケーブルテレビの契約は無しで、回線とプロバイダのみの契約。ただ、このプランはインターネットには載っていなくて、よくわからんという感じ。機器込で月額5000円未満くらい。

J:COMの回線は、インターネットではすこぶる評判が悪い。しかし、自分の環境ではそれほど困ったことはなく、メールで問い合わせたらすぐに返事は来るし、故障や障害の対応についても不満はなく、そこそこ満足している。

ちなみに、我が家でJ:COMのネット回線を使っている一番の理由は、J:COMの回線がテレビのケーブルを使っているため、ルーターをテレビの近くに置けて便利というところ。光ケーブルの出てくるところが、間取り的にあまりよいところではないし、テレビの近くならゲーム機を有線でつなぎやすい。

肝心の速度については、日中は下りが400Mbpsで上りが80Mbpsくらい。レイテンシは20msecくらい出るので若干遅い方だと思う。夜のピークでもそれほど変わらず、家族がストリーミングしたりしてると下りが100Mbpsで上りが30Mbpsくらいまで落ちることがある。ただ、これくらい出れば日常生活やdocker pullで困ることはない。

調子がよいときは500Mbpsくらいでる

そうだ、ルーターを変えよう

今までは、J:COMの終端装置的なものがルーター機能もついているものだったのでそれをそのまま使っていた。しかし、今年の1月から在宅勤務が本格的に始まり、ビデオチャットなど動画をストリーミングする機会が増えると、途中で切れてしまったり明らかに品質が落ちるのが気になるようになった。この現象は、MeetでもZoomでも、奥さんのニコ生でも起きていたので、自宅の環境の問題だなと思い、まずはすぐに変えられそうなルーターを変えることにした。

そこで、たまたま奥さんのPixel 4を買ったときのクーポンの使いみちがなかったことから、とりあえずNest Wifiを買ってみるかと買ってみたのだった。

Nest Wifi、通信は安定するけど壁を挟むとすぐ2.4GHzになる問題

Nest Wifiが届いたので使ってみると、まず初期設定やスマホアプリの素晴らしさに感動し、さらにストリーミングで切れることはなくなって一時は優勝かと思ったけど、壁や扉を挟むとすぐに2.4GHzに切り替わってしまうという問題発生した。また、電波の届き具合も最初にあったルーターよりも弱く感じたので初期不良なども疑ったのだけど、Google Wifiをマンションで使った感想とオススメしない理由 - Koichiro, Sumi - Medium を見たら自分と同じ状況だったので、こういうものかと納得した。

こんにちは「RT-AX3000」

で、今使っているのがASUS RT-AX3000というやつ。これは、自分の用途と家の間取り的には不満がないという状況。良いところと良くないところを上げるとするとこんな感じ。見た目以外は満足している。

  • 良い点
    • 最初の不満であったストリーミングで切れなくなった
    • Nest Wifiの不満であった寝室や風呂場でも十分な速度がでるようになった
    • Wifi 6とWPA 3に対応してる
  • 良くない点
    • アンテナがのびてるデザインが好みじゃない

Wifi 6対応とかはあまり興味がなかったのだけど、ようやくエントリーモデルがで始めたところらしいので、価格.comなどで比較してこれにした。選んだポイントとしては、発売年月が新しいことと、WPA3対応くらい。あとはもちろん値段。

おわりに

というわけで、ここ最近のmy new gear...である無線ルーターについてまとめた。Nest Wifiでメッシュを組む手もあったのだけど、都会のマンションで壁を超えるためだけにメッシュ組むのかと思うとつらい気持ちになったので、思い切って買い替えたのであった。