アジャイルサムライの中で紹介されている、著者である Jonathan Rasmusson が名付けたドラッカー風エクササイズを社内に広めています。
私が入社して最初のプロジェクトのチームビルディングに利用したところから、じわじわじわと広まっていき、今まさにペパボ内ではドラッカー風エクササイズブームが来ているといっても過言ではありません(?)。
今週の火曜日に、 ホームページ作成サービス「グーペ」 という ブタのおじさんのブログ が有名なサービスでやってみたいということでファシリテーターとして進行させてもらいました。その際に、初めての人が多かったのと、9人という過去最大の規模だったので、資料を作ってみました。
ペパボエディションって?
元々は、永和時代に(たぶん)koicか私かどっちかが初めたのがベースになっていて、今のバージョンは書籍の4つの質問から2つ、独自の質問を1つ、という形になっています。
3つの質問の意図
オリジナルの質問として残している2つ
は、その人を知るという意味では当然有効ですが、それ以外にも得意な領域と仕事の役割がマッチしているかどうかをチェックするという役割もあると考えています。
また、新しく追加されている
という質問と合わせることで、
- 自分の得意なことと貢献したいと考えていることがあっているか
- 自分が貢献したいと考えていることと、チームメンバーからの期待があっているか
という点をクロスチェックできると考えています。
実際にやってみてどうか
実際に自分がファシリテーションしたのは2、3回、突発的に実施されたのが〜5回程度と、まだまだ浸透しているとは言えませんが、聞いている範囲では評判がよいようです。社内でやってみたいチームがあったらぜひ声かけてください!
また、スライドの最後にあるように、最近はふりかえりやワークショップの最後にアンケートを用意して回答をお願いしています。これは アジャイルレトロスペクティブズで紹介されている「レトロスペクティブスを終了するアクティビティ」を参考にして作りました。
ドラッカー風エクササイズフィードバックのサンプル
こういった形で無記名のアンケートに回答してもらうことで
- ワークショップの時間の時間と効果の関係
- ファシリテーターへのフィードバック
を通して、ワークショップを精錬させ、ファシリテーター自身のレベルアップを上げようと考えています。
ペパボのみんなは優しいので、ネガティブなフィードバックが少なくて、 結構うまくできてるじゃんと勘違いしそうなので、もし次にやることがあれば辛口のフィードバックをお待ちしています。
それでは、最後にワークショップのフィードバックをいくつか紹介させていただきます。
- チームの中での自分の役割を理解すると共に、もっとチームに貢献したい!という気持ちが強くなりました。
- 自分が考える自分と人から見た自分を考えるきっかけになり、とても有意義な時間でした。
- 仕事にやる気が出る&チームに一体感がでる良いワークだと思いました。
まとめ
ペパボでは、ドラッカー風エクササイズをカスタマイズしたものをチームビルディングに役立てています。
いただいているフィードバックによれば、30分から1時間程度でチームの相互理解を促進するのに一定の効果があるよう思えます。
このワークショップはファシリテートも難しくないので、もしよかったら試してみてください!
created_at: 2016-01-15 16:18:05 +0900
updated_at: 2016-08-22 10:18:15 +0900