PAY Conference #00 に参加してきた
仕事でPAY.JPを使う予定があるわけではないけれど、「決済」をどういう風に捉えるのがよいのか、そのヒントがあるかもしれないと思い、PAY Conference #00 - connpass に参加してきた。
そういった自分の動機にピッタリの内容でとても満足出来たように思う。
新プラン発表 & PAY ID10万件突破と今後の展望
3つの新しい発表とone more thingは、スタートアップや新しくサービスを自分で作りたいと思っている人にはとても魅力的なプランだと感じたが、それよりも今後の展望やPAYIDを含めた展望のほうがとても興味深かった。
クレジットカードのお金の流れは古くからの利権が絡んでおり、そこに切り込んでいくという大変だが、「CtoCのシームレスな価値交換」「与信のあり方を変える」というキーワードは決済に取り組む本気度をうかがい知る事ができたように思う。
情報セキュリティ
事業領域から見てもかなり重要なトピックである情報セキュリティについて、専属のセキュリティエンジニアの方から苦労している点など。
PCI DSS v3.1に準拠するためにどういう条件があって、それらをどうやって実現しているかについてという話が中心だった。
セキュリティエンジニアは精神的にもとてもつらいが、それを技術で解決しオープンにしていくことで、自分たちのやり方をスタンダードとして広めたいというのはとても共感できるし、さらにOSSを積極的に使い、そして貢献していこうと考えているとのことで、これからも注目していきたい。
『現金が消えた街』 〜決済・送金・与信の全て電子化され、“現金”が消えた世界の物語〜
今日のイベントのベストトーク。PAY.JPの技術顧問をしている 井上 恭輔(@kyoro353)さん | Twitter。
趣味が「決済」ということで(?)、海外と日本国内での決済の状況を整理した上で、今後どうなっていくと考えているかの考察があり、話し方もとてもおもしろく、聞き入ってしまっていた。
「決済は体験の一部」というのはとても説得力があったし、決済についての考え方を改めないと強く感じた。また、「現金を扱うのは実は高コスト」というのも、言われてみるとハッとするところで、様々な地域・国で生活をしているからこそ実感できる視点なのだなと感じた。
PAY.JP 導入ライブコーディング
ライブコーディングらしいアクシデントがあったり、使用感がとても良く分かる内容でよかった。質問も沢山でていて、自分も知りたい内容だったので満足満足。
懇親会
大量の唐揚げとおにぎりとビールをいただきつつ、帰り際にきたえふしんさんにご挨拶できたのでミッション完了。
おわりに
決済の未来についてはPAY.JPをウォッチしていけば良さそうと思える、とてもよいカンファレンスだった。会場も綺麗だったし、次回も是非参加したいし、それまでにサービスを作ってPAY.JP使ってみたい気持ちになった。