息子からピアノを習いはじめた
息子は4歳から ヤマハ音楽教室 に通っている。最近では両手でそれなりに長い曲も弾けるようになっていて、小さい手でよく弾けるなーと関心するばかり。
もうすぐ小学生になるにあたり、当然そちらも進級のようなものがあるんだけど、これがけっこう複雑なシステムになっていて悩ましい。
基本的には3コースくらいに分かれていて、
- 個人レッスンで作曲などまで行う専門コース
- グループレッスンと個人レッスンの組み合わせになっている一般的なコース
- 音楽を楽しむ、といった基礎コース
の3択をせまられるのである。
この中でも、専門コースと呼ばれているものは、幼児科からのやっている人しか行けないという体になっていて、つまり小学生になってから始める人には通常は入れないコースだそうだ。当然内容もかなりハードで、家での練習も相当必要だし、周りの保護者もそういうつもりの人ばかりなので家族総出でがんばらないといけないらしい。
幸いにも、専門コースでもよいのではと言われたらしいけど、本人としては難しいのもやりたいけどみんなと仲良くやるのも好きとのことで、もろもろの状況を考えてスタンダードなコースにしようということになった。
とはいえ、本人のやる気があるうちにそれで学べるものはなんでも学んだほうがいいと思うので、試しに息子からピアノを習うということをはじめてみた。というのも、私は結城さんの以下のツイートをTシャツにして町で着たいくらい好きなのである。
生徒が教師に変わるときというのは、いままで黒板に向かっていた人が黒板を背にするときである。すなわち、いままで見てこなかった世界の半分を見始めるときなのだ。
— 結城浩 (@hyuki) 2015, 4月 1
当然ここまで大層なものではないけれども、何かを教えるというのはそもそも難しいことなので、そういう難しさを感じたり、教えるということにちょっとでも興味を持ってくれたら嬉しいと思う。
こんなことを書きつつ、実はただ自分が音楽をやってみたいと思っているだけというのもあるのであった。Win-Win。