minneチームでKPTAのふりかえりとコイン渡しゲームをやった
最近は流しのファシリテータ業も少しだけやっていて、今日はminneのプロダクトチームのふりかえりにお邪魔させてもらった。
事前に聞いていた感じだと、KPTを使ったふりかえりをうまく回せているようだったので、
- 雰囲気を変えてみる
- 自分達がうまくできてる自信をつけてもらう
- ふりかえりとKPTの歴史を知ってもらう
というのを目的とした。
KPTAの紹介と実際にやってみる
KPTAについてはスライドと KPTA.club を見ればだいたいわかると思うので割愛。
失敗だったのは、14人という大人数でホワイトボードに付箋をはってやるのはなかなか難しいということ。普段はディスプレイにメモをうつしながらKPTしているそうなので、うまくみんなが発言できてるならそっちがいいなと思った。(そもそも14人が一同に集まってうまくふりかえりができてるのすごいと思う)
ちょっと違うやりかたをやってみるというのと、外の人にファシリテートしてもらうというのが目的だったと思うのでここは御勘弁を><
大体いいかんじに意見がでてくるし、ファシリテートのおかげでいい発言が引き出せたというのは1回くらいしかなかったと思う。(たぶん)
なので、この調子でふりかえりのサイクルを回していってほしい!
歴史を知ってもらう
スライドの「おまけ1」の部分。自分が知っている範囲の話を、インターネット上の記事や本でなるべく裏をとったつもりだけど、誤りがあったら教えてほしい……
この話は、たぶんペパボでは自分しかできないはずなので、どこかで話したいと思っていたもの。とてもいい機会をもらえたと思っている。
「ふりかえり」や「KPT」のように、一見あたりまえのように見える活動にも、それを啓蒙した人たちがいて、その人達は当然熱い思いを持っていた。だからこそ、今そういった背景を知らなくても当たり前のように行われるようになったのだと思う。
でも、そういった背景やストーリー、歴史、熱い思いを持った人々のことを知らないのはとてももったいない。それを知るだけで、自分達のやっている活動の意味を見つめなおすこともできるし、なにかうまくいかなかったときにその原則にたちかえってよりよい方向に歩み出せるのではないだろうか。
という、意図があったのは間違いないが、3分の1くらいは社内で「振り返り」という文字を見てモヤモヤするのをやめたいというとても個人的な思いもあったのであった。ばたり。
コイン渡しゲーム
スライドの「おまけ2」。minneマネージャの としやさん と話しをしている中で、カンバン仕事術のワークショップをなにかやってみたいという話があった。その中でも、一番慣れていて一番簡単にできる「コイン渡しゲーム」をやってみた。
もうこのワークショップをやるのも4回目くらいなのでだいぶ慣れたものである。ただ、いつもはあまり人数がいないので、本の通りにはできなくて自分がざっくりと時間を計測していたが、今日はなんと14人もいるのである。これはその通りにやってみようということでやってみた。
結果は以下の通り。
コインわたしのゲームの記録です。 pic.twitter.com/DDlCYeT5gb
— としや (@hogemoge) 2016年5月11日
これもちょっと失敗があって、このあとすぐスプリント計画の時間だったので、ディスカッションをなげっぱなしにしてしまい、微妙な雰囲気で終わりになってしまった。無念。
ぜひ、チームでこの結果と過程を思いだして、ふりかえってみてほしい。(それがminneのサービスの成長になにか繋がったらすごく嬉しい)
おわりに
最近は流しのファリテータ業や、カンバン仕事術のワークショップオジサンになっているので、社内外で興味のある方がいたらtwitterでもなんでも絡んでほしい!!1