XP祭2015でLTをしてきました
タイトルは「俺達もプロダクトオーナーシップを磨きたい!」ということで、最近各所で話題になっているプロダクトマネジメントやプロダクトオーナーシップについて、社内でやっている勉強会の活動報告をさせてもらいました。
今回のLTは古きよきLT、ちょっと懐しい王道のLTを目指してスライドや流れを作りました。
ちなみに、たぶん界隈の人とはよくお話させてもらっているとは思うのですが、XP祭への参加は初めてだったので結構緊張していました。 しかし、LTで狙い通りに拍手や笑いがでたときには、嬉しいような安心したような気持ちになりました。聞いてくださった参加者の皆さんありがとうございました。
ただ、写真を見てもわかるように、ほとんど下を向いてしまっていて、余裕のなさと練習不足は隠せなかったようですw
ペパボプロダクトオーナーシップ勉強会について
さて、この勉強会についてですが、「プロダクトオーナーシップ勉強会」という名前は想像の通りPOStudyから(勝手に)いただいたものですが、自分含めて参加者の人からはとても親しみのある、大事な名前になっているように感じています。
プロダクトマネジメントやプロダクトマネージャというと、一見するとかなり敷居が高く、かつそういう役職の人向けの勉強会に見えてしまいます。しかし、「プロダクトオーナーシップ」という言い方には、職種を限定しない、プロダクトに関わる人全員が身に付けておくべき考え方やスキルというような印象を受けます。 (スライドにあるようにそれでも敷居の高さを感じてしまうというのはあると思いますが…)
その意図通り、プロダクトオーナーシップ勉強会には様々な職種の人が参加してくれており、それ故に書籍に書いてあることを自分事として捉えることができ、様々な立場から見た意見や考え方を知ることができているのではないかと思います。
一方で、この活動を通してサービスや組織の改善、さらには売上利益をバーンとするところまではかなり距離があるので、今後はそこを少しずつ詰めていく活動もやっていきたいなと思っているところです。こちらの活動はあまり外にはだせない可能性もありますが、可能な限りオープンにしていきたいと考えていますので、ペパボ プロダクトオーナーシップ 勉強会 をたまに見ていただけると嬉しいです。
LTについて
ちょっとだけ今回のLTをする上で考えていたことを書いておきたいと思います。
勢い重要
Lightning Talksってやっぱり勢いが重要だと思うんですよ。一般人でも勢いを簡単にだせる方法としては、とにかくスライドを早くめくるということです。
そのためにはとにかく枚数を稼ぐ必要があるので 高橋メソッド をベースとすると、文字も大きさも相俟って勢いを感じさせることができると思います。
今回は約80枚のスライドだったので、平均すると3-4秒で1枚をめくらないといけない計算になるので、これくらいあるとまぁまぁ勢いをもって進めることができると思います。
ただ、実は最後のアンケートの紹介にはいるときに時計をみたところ、まだあと1分以上あってけっこう焦っていましたwあとは流してゴールだという想定だったので。
笑い重要
真面目なので 笑いをとるのが苦手なのと、hitodeくんさんの
おもしろい話というのは受けを狙って変な話をするということではなくて、興味深い話をするということで、アニメの絵とか貼ればよいというものではない。 プレゼンテーション - hitode909の日記
これがまさに本当にそうだと思っているので、普段はネタのようなものは避けています。
ただ、XP祭のLTという場を考えると、そこで求められている物の一つには「笑い」も含まれているだろうなと勝手に想像して、今回は多少ネタを入れてみました。 当然ですが、過度にコンテキストに依存したり特定の誰かを不快にしてしまったら、多数が笑っていてもそれは失敗でしかないので、それだけは気をつけたつもりです。もしこれでも不快に思った方がいましたら、本当にごめんさい。
ちょっとは役にたつ
私の人生初のLTはノルディックスキーに関するLTでした。
これくらい意味がないやつだとそれはそれでいいかもしれませんが、さすがにもう3X歳の人間がなんの役にもたたないただ笑えるだけのLTをしてもしょうがないので、多少は誰かの役に立つ話がしたいですよね。
今回のLTでは、勉強会のやりかたとその資料を公開している点、こういう活動を通して参加者がどう感じているかを持って帰ってもらって、もし同じような課題感を持っている人の役に立てばと思っております。
時間内に終わらない
これが本当に大事です。銅鑼を叩かせてあげましょう。
しかしここには一つ落とし穴があって、結論を最後にもっていくと結論が言えなくなってしまいます。先人達はここでも解決方法を編み出していて「大事なことは最初に」というメソッドです。
今回の私もそれにならって、一番伝えたい https://bit.ly/join-pmjp の紹介とPOStudyへの謝辞を最初にもってきています。
もう一つ確実に時間内に 終わらせない ために、後半に情報量の多いスライドをもってくるということをやっています。
まさにアンケートの回答の部分ですね。もし時間があまったらここを深掘りして話す、時間がなかったら「資料は公開するのであとで見てください」と流す、こうすることで最後の時間を調整できるように組んであります。
ただ、実は最後のアンケートの紹介にはいるときに時計をみたところ、まだあと1分以上あってけっこう焦っていましたwあとは流してゴールだという想定だったので。
上でこのように書いたのは、ある意味想定内だったのですが、想定内とはいえ多少は焦りますw
おわりに
というわけで、今回のLTの内容に関する補足と、ネタバラしでした。みなさんも楽しいLTライフを!