2021-01-03: WEB+DB PRESS vol.120を読んだ

20周年記念号ということで、せっかくなので紙の本を買って読み終えた。

特集2のVue.js 3入門はToDoリストの作成から、周辺ツールの紹介まで一通り揃っていて、Vueのコードを読むくらいのことをしている私のような人にはちょうどよかった。欲を言えば、Vue.js 3の新機能であるComposition APIのボリュームがもう少しあると嬉しかった。

「これからのWeb開発」では、サーバサイドやフロントエンド、インフラなどの各テーマについて、それぞれの識者がこれまでの歴史をおさえながらこれからどうなるかという話を書いてくれている。自分にとって特に良かったのは「Web」と「インフラ」。

「Web」ではHTMLとCSSによる構造とスタイルの分離から、昨今のリッチになっていくUIとアクセシビリティへの意識の変化、そしてそれらを包括するデザインシステムの役割や必要性がきれいに整理されていた。「インフラ」では、システムあるべき状態を宣言することで、システム自信がその形を維持するために動いていく(Reconciliation loop)という考え方を知ることができたのでよかった。技術的には、オートヒーリングと言われているものではあるのだけど、「宣言する->観測する->正しい状態に変化する->...」というループが回っていると考え、それを開発プロセスに組み込んでいくのは今年やっていきたいことの一つだと改めて再確認した。